第14回 弁慶会・秋の行事
平成25年11月4日(月・祝)弁慶会・秋の行事が行われました。
今回は、医院より徒歩5分ほどにある地域観光情報研究社で「京の手創り体験」をしました。
京職人の手仕事を実際に体験するもので、漆器絵付け、蒔絵、沈金、螺鈿、金彩友禅、和本装丁など本格的な技法の中から好みの技法を1つ選び、平鏡、八景小物、鉛筆立て、和本の中から好みの小物に思い思いの絵柄を描くものでした。
会員の皆さんは、最初はおしゃべりしながらの作業でしたが、作業が進むにつれ真剣なまなざしになり、シーンと静まりかえる瞬間があるほど集中して取り組みました。
そのかいあってか1時間もかからず完成された方がほとんどで、完成に近くなるとお互いの作品を鑑賞しあいながらの楽しい時間となりました。
専門家が行う技法と同じとのことですが、素人の方でも扱いやすく改良を重ねているとのことで、とても作業しやすかったです。
また本格的な知識と技能をもつ方が説明してくださったので、京都の美術工芸品の歴史や技法など、とても勉強になりました。
作品を乾燥させている間に、地域観光情報研究社より徒歩5分ほどにあるコープ・イン・京都でお昼を頂きました。
作品の完成を楽しみにしながらのお昼は格別でした。
「長い歳月の中で洗練されてきた京都の伝統技術」を手軽に体験できたことは、皆さんのよい想い出になったのではないでしょうか。
会員の皆さんお疲れさまでした。
管理栄養士 田中