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自分でできる足のケア2

糖尿病療養指導コラム

自分でできる足のケア2

 

 

自分でできる足のケアとして、靴選びも大切です。

今回はよい靴の選び方をご紹介したいと思います。

 

 

「圧迫がない・ずれがない靴」  

    圧迫やずれがあると、靴ずれ、たこ、うおのめなどトラブルの原因に

    なます。

    足の甲が圧迫されず、足首と靴の間に隙間がない靴を選びましょう。 

 

 

「サイズがあっている靴」    

    サイズがあっていないと、足に負担がかかります。

    爪先があたらないこと、つま先に1センチ程度の余裕のあるものが良

    いとされています。

    また朝と晩を比べると、0.5センチほどのむくみがあります。夕方に

    選ようにしましょう。

    ヒールは高くないもが良いでしょう。 

 

 

足の絵 001         

自分でできる足のケア

糖尿病療養指導コラム

自分でできる足のケア

 

糖尿病の足病変予防のためのケアは主に2つあります。

1つ目は自分でおこなう足の手入れです。

2つ目は病院でおこなうフットケアです。

足のケアの第一歩は、自分の足に意識をむけることです。

今回は簡単なポイントをご紹介したいと思います。

 

「足の観察」 図にあるようによく観察しましょう。

「清潔を保つ」足は手に比べて2倍の汗をかきます。石けんをよく泡立てて足

        の指の間も忘れず洗いましょう。

「乾燥を防ぐ」入浴後や足浴後に保湿クリームまたは、医師の指示の軟膏を

        ぬりましょう。

「蒸れを防ぐ」足は蒸れやすい部分です。足が蒸れることで皮膚がふやけて

        傷つきやすくなります。靴下をはいて足の蒸れを防ぐことが

        大切です。

「血流を保つ」動脈硬化や浮腫は血流を妨げます。入浴や足浴をして保湿し

        たり、マッサージや運動を行うと血流がよくなります。 

                      また喫煙されている 方は禁煙も大切です。

 

 

炭水化物の量と血糖値 001

 

平成30年1月23日より吉政医院で「フットケア」を始めました。

当院のフットケアの流れとしては。。。

初回でフットケアとはどういうものなのかを説明したあと、自分の足についてどの位関心を持って見ているのか、足の状態(うおの目・たこ・傷はないか等)履き物は、どのようなものを履いているのかについての問診表を記入してもらいます。

1ヶ月後の診察時に、足の状態をみせてもらうことを伝えておきます。

1ヶ月後の診察時に、足を拭き、足の状態をみたあと、保湿のローションを塗っています。

今後も足の状態を継続してみていき、足浴、保湿等を行っていきます。

                    看護師 中村 裕子

自分の足に意識を向けてみませんか?

 

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平成29年7月京都市立病院のフットケア外来に研修に行きました。

 

 

京都市立病院看護部のご好意で、平成29年7月に4名の看護師がフットケア外来で1日研修をさせていただきました。

 

 

 

糖尿病看護におけるフットケアの目的は、「足病変の発生を予防する」(糖尿病看護,フットケア技術,第3版,日本看護協会出版社会.)ことにあります。

そこで、フットケアの実際を知ることを目的に研修させていただきました。

フットケア外来の担当者は、糖尿病認定看護師であり、JTFA(日本トータルフットマネージメント協会)認定フットケアスペシャリストです。

その方に講師をしていただきました。

 

 

フットケアを提供する手順としては、

まず、患者さんと共に足の健康を保つために、患者さんのフットケアの考え方や要望を聞き、説明と確認していくことから始まります。

そして、足病変を評価するために足の観察ポイントとその方法を説明して頂きました。

これにより、患者さんに添ったフットケアの方向性が決定されフットケアが実践されます。

足の処置では、患者さんの足浴を行い爪切り・うおの目やたこ、巻き爪などそれぞれの処置を見学させていただきました。

リラックスできる環境の中で整った設備で、患者さんとコミュニケーションを図りながらフットケアを実践している様子を見学することができました。

フットケア用品の使い方と後片付けまでの一連の説明も受けてフットケアに対する理解も深まりました。

 

 

また、研修看護師同士でフットケアケア用品を使った体験と実施を行いました。

そして、講師である看護師からもケアを受けました。

足をきれいにしてもらえる気持ちよさと医療者からケアを受ける安心感を実感しました。

 

 

当院は、フットケアの体制が整っていません。

今回の研修を機会に、少しでもフットケアに対するレベルアップをしていきたいと思いました。

最後になりましたが、フットケア研修を受け入れて下さった看護部、きめ細かい指導を提供してくださった講師に感謝致します。                     img133

     看護師 大見

 

 

 

 

 

 

 

平成28年7月2日(土)、ハートピア京都にて32回京都糖尿病教育研究会が開催されました。

当院院長の吉政先生が座長をされ、看護師2名と栄養士が参加しました。

 

一般演題では、健康運動指導科からの「Ⅰ型糖尿病患者の運動療法の特徴と注意点」、薬剤師からは、「インスリン自己注射手技の教育」と「Ⅰ型糖尿病患者に対する薬剤師としての関わり」、「認知症を伴う高齢者糖尿病へのインスリン導入における薬剤師の関わり」の3演題が発表されました。最後に栄養士からは、「食事療法で困ったインスリン療法のⅡ型糖尿病患者」の発表がありました。日々の業務の中で疑問に思うことを研究結果として発表され、同職種である栄養士は勿論のこと看護師も大変勉強になり刺激を受けました。

 二部では、特別講演として京都医療センター・糖尿病センターの村田敬先生から「センサー付きインスリンポンプ(SAP)療法の実際」と聖路加国際大学大学院看護学研究教授の中山和弘先生から「ヘルスリテラシーと糖尿病」についてのお話がありました。

インスリンポンプ療法は、ライフスタイルにあわせて患者さんが望んで始める治療とも言えます。

ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する情報を探し、理解し、評価し、活用する力という意味です。情報を使うことでより健康に結びつくような、よりよい意思決定を行うことです。

この2つの講演は、健康寿命を延ばすために自分が自分を管理していくところに共通点があります。私達は、今後も学び考えながら、治療効果が期待できるような患者さんとの関わりを持ちたいと思っています。

                                  (看護師 大見)

平成28年2月13日(土)第19回京都CDEの会 講習会

「注射薬の特性とデバイスを知る!」がメルパルク京都にて開催されました。

当院から看護師2名が参加しました。

 

 高齢者のインスリン自己注射継続に関しては、看護師の説明不足や患者さんの理解不足から、思わぬトラブル発生・・・ということが多々あります。

今回は効果的な導入方法やその後のサポートのあり方を説明頂き、今後の指導に役立てようと思います。

またワールドカフェ方式の症例検討は、他職種の方の意見を聞くことができました。

初対面であっても会話がスムーズで、参加者の何げない気づきから患者さんを深く理解できる流れになっていました。

情報共有の重要性を再確認できました。

 今後は患者さんとの信頼関係の構築は言うまでもありませんが、スタッフ間の情報共有を怠らず、患者さんへのよりきめ細やかなサポートを心がけたいと思います。

また新しい情報を得るにとどまらず、京都CDE会員の方々に当院から情報を発信できるよう努力したいと思います。

                                                                     ( 看護師 大見 )


平成26年10月25日(土)第51回日本糖尿病学会近畿地方会および、第50回日本糖尿病協会近畿地方会が、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催されました。
当院からは看護師1名、管理栄養士1名が参加しました。

日本糖尿病協会近畿地方会では、患者さんの糖尿病と共に歩んでこられた心の声を聞かせて頂き、病気の受け入れの大変さ、生活の見直しの重要性を痛感しました。
その他、桂文福さんの噺「文福ほのぼの噺~笑いは健康のもと~」や、和歌山えーわっしょ(A1c)劇団「その話ほんと?先生に聞いてみよっ!」の演劇がありました。
演劇の劇団員は、各医院の院長先生、専門医の先生他スタッフで、参加者が楽しく糖尿病を学べる構成になっていました。
熱演はもとより、シナリオをお書きになった先生の温かさが伝わり、拍手にも力が入りました。
笑いを取り入れながら「糖尿病とお付き合いする」大切さを実感すると共に、スタッフとして「笑顔を忘れないサポート」を心がけようと思いました。

(管理栄養士 田中)

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H25年8月に認定講習会、H26年1月に認定試験と半年にわたり取り組んできた京都府糖尿病療養指導認定試験に、当院のスタッフ看護師3名、管理栄養士1名が認定されました!
受験に際しては、各々の職種以外の知識が要求される学習内容でした。
学習していく中で、糖尿病に関する知識が広がるのはもちろんですが、チーム医療を担うスタッフとして、各々の職種を生かして得た情報を共有し合う大切さを学んだように思います。
今後もスキルアップを怠ることなく、よりきめ細かい療養指導に努めたいと思います。

(管理栄養士 田中)

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