自分でできる足のケア
糖尿病療養指導コラム
自分でできる足のケア
糖尿病の足病変予防のためのケアは主に2つあります。
1つ目は自分でおこなう足の手入れです。
2つ目は病院でおこなうフットケアです。
足のケアの第一歩は、自分の足に意識をむけることです。
今回は簡単なポイントをご紹介したいと思います。
①「足の観察」 図にあるようによく観察しましょう。
②「清潔を保つ」足は手に比べて2倍の汗をかきます。石けんをよく泡立てて足
の指の間も忘れず洗いましょう。
③「乾燥を防ぐ」入浴後や足浴後に保湿クリームまたは、医師の指示の軟膏を
ぬりましょう。
④「蒸れを防ぐ」足は蒸れやすい部分です。足が蒸れることで皮膚がふやけて
傷つきやすくなります。靴下をはいて足の蒸れを防ぐことが
大切です。
⑤「血流を保つ」動脈硬化や浮腫は血流を妨げます。入浴や足浴をして保湿し
たり、マッサージや運動を行うと血流がよくなります。
また喫煙されている 方は禁煙も大切です。