アウトプット(発信力)の大切さ
ドクターコラム
今日は私が院長コラムの連載を始めるきっかけになった本を紹介したいと思います。
「効率が10倍アップする新・知的生産術-自分をグーグル化する方法-」(ダイヤモンド社)
公認会計士、経済評論家である勝間和代さんが著者です。
キャリアアップを目指す若い女性に圧倒的な支持を得ている方のようです。
前半で情報収集の技術をインプット技術として6項目にわたって伝授しています。
続いてアウトプット技術を6項目にまとめています。即ち、
技術①自分独自のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる
技術②自分の学びを言葉で表現してみる
技術③自分の学びを常に数字に置き換えてみるクセをつける
技術④自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する
技術⑤自分の学びをブログに統合して表現してみる
技術⑥自分の学びを本として出版してみる
技術①はインプットした情報が本当に有効かどうか確かめてみる
ことです。
例えば減量法の指導を受けた場合、実際にやってみて続けられる方法なのか、成果が 上がったかやってみることです。
実践がアウトプットです。
技術③は非常に大切だと思います。
以前、運動療法を取り上げた院長コラムで、運動量の単位としてエクササイズがあることを説明し、また病気予防のために1週間に23エクササイズの体を動かしてください、とお勧めしましたが、そのためには1日歩いた時間やスポーツ活動の量を数字として記録しないと目標が達成できたかどうかわかりません。
私も学会、研究会、雑誌などインプットの機会は多いのですが、今までそれを生かす場が診察室の中だけ
でした。そこで技術⑤に近い形で発信したいと思いこのコラムを始めました。
皆様も私たちから得る情報やアドバイスをインプット情報からアウトプットへ変換していただきたいと思います。