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糖尿病の方、炭水化物に注目して食事をしてみませんか? No.1

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

みなさん、糖尿病食という言葉はよく耳にされるのではないでしょうか? それと一緒に食品交換表という
言葉も・・・
この糖尿病食とは、「エネルギーが高い食事=血糖値が上がる」という考えのもとに 「エネルギーを適正に保ち、栄養バランスを整える」という食品交換表を用いた食事療法です。 簡単に言えば、エネルギーに重点をおいた食事療法です。
これは栄養士からみてもよく練られた食事のあり方、方法で、 理解すればどのような食事療法にもアレンジできる優れものです。 実践そして継続できれば、究極の健康維持食と言えるでしょう。 病気のない方にもお薦めしたい食事のあり方です。

 

けれど糖尿病を患われている方の中には、
「食後血糖がいまいち安定しない・・・」
「もう少し好きな物を堂々と食べたい・・・」
「糖尿病食の食品交換表をマスターするのが億劫・・・」
という方がおられるでしょう。
そのような方は、
「食後血糖に重点をおいた食事をとりいれてみるのはいかがでしょう?」 と提案したいと思います。

食後血糖に大きく影響を与えるのが栄養素の1つの炭水化物(糖質)です。 (食物繊維の少ない食品は炭水化物=糖質ととらえて構いません。)
ということは炭水化物に注目することでもあります。 この炭水化物に注目することで良いことが3つあります。 1つ目は、この炭水化物の量を調整することで、食後血糖の急激な上昇を効率よく調整できます。
2つ目は、食後血糖を調整できれば、糖尿病という病気全体の調整にも有効に働きます。
3つ目は、炭水化物に注目し、重点をおくということは、自動的に全体のエネルギーコントロールは 2番目でよいということです。(全然考える必要がないのではありません。)
つまり食品交換表を用いた食事では、躊躇しがちな食品、料理(脂質(油)が多いために カロリーが高くなる)を上手く取り入れることができるのです。

~続く

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