糖尿病
国民の内およそ20%が糖尿病の患者もしくはその予備軍である、と言われています。当院では診察及び食事療法や栄養指導もおこなっています。
インスリン療法
最近、血糖コントロールをよくするためインスリン療法が必要になる方が増えています。従来インスリンを始めるには短期間の入院をすすめる病院が多数でしたが、血糖自己測定が簡単にできるようになり、また、注入器がキット化されたことなどより外来で始めることが容易になりました。 当院では外来でインスリン治療を始められるよう手助けしています。
内分泌疾患と精神症状
糖尿病の方はうつ病になりやすいといわれています。 実際、糖尿病でない人の3-4倍かかりやすく、15から20%の人が生涯でうつを経験するという数字があります。 疲れやすい、うつ状態や活動性の低下は甲状腺機能低下症(橋本病)の症状でよく見られます。
月経前緊張症や更年期障害では女性ホルモンの低下や変動でうつや不安が見られます。リウマチ、膠原病や喘息の治療で使われるステロイド薬で、情緒不安定やうつ、逆に躁状態をきたすことがあります。
ホルモンによる気分の変調はいろいろですがその関係は見過ごされる場合が多いと思われます。
まず、ホルモン異常をホルモン剤などで治療することが大切です。
また最近使いやすくなってきた抗うつ薬や抗不安薬もうまく組み合わせることが大事です。それぞれの相談にのっています。
メタボ健診(特定健診・特定保健指導)を受けましょう
メタボリック・シンドロームの健診をおこなっています。メタボや心筋梗塞、脳梗塞など心血管病の発見や予防を目的としたものです。健診だけでなくメタボ該当者やその予備軍に保健指導を行い生活習慣の改善を支援します。
従来、近隣の小学校などで実施されていた集団健診に代わり、健診と保健指導を一箇所で受けることができるようになるのです。(集団健診では保健指導は受けられません)個別診療機関での受診をお薦めします。当院は京都府医師会指定診療機関で、京都市国民健康保険加入者の健診を実施しております。
被用者保険(健保組合や政府管掌保険など)の被扶養者(会社員の奥様など)の方の健診も受付しています。
特定保健指導は医師および管理栄養士が実施します。 また、カロリー計算した宅配食を利用した食事会も、保険指導の一環として取り入れています。 健診のご予約は電話で受け付けております。